アイヌ民族有識者懇談会の初めての現地での聞き取りが始まった・・・やはり問題は山積している。
アイヌ民族の先住民族決議後、初めての有識者会議による現地での聞き取りが始まった・・・。アイヌのウタリ協会を中心としたアイヌの人たちの代表??から現状や要望を聞いたようなのだが・・・和人(日本人のこと)とアイヌのあいだには憎しみの大きな溝が存在しているようだ・・・。
ど~も、お互いに歩み寄る意志はあるのだろうが、差別と迫害の歴史はそう簡単に埋まらないことを痛感した航海者レベル.1です
。
道のりは長く険しい。アイヌ民族への差別や迫害はつい最近まで実際にあったのだ・・・。北海道で初めてとなるアイヌ有識者懇談会の札幌での意見交換会でアイヌ民族の血を引く方(和人との婚姻の結果、両親のどちらかがアイヌである人を含む)たちが意見をを述べた・・・。
新聞報道では、小学生の頃アイヌの血を引くというだけで差別されいじめられた経験を持つ方の話が載っていた・・・。
良くも悪くも、小学生の年代では自分達と違う人をはやしたてて、いじめるということがおこる・・・。いじめるほうに特段の意識はなく、あいつらは自分達とは違うのというだけで残酷なまでに差別してしまう・・・。
社会的行動規範を完全に身につける前とはいえ、無邪気なまでに何の罪悪感もなく差別をしてしまうことが珍しくない・・・。
差別される相手は、転校生だったり、身障者だったりすることが多いが(筆者も転校生でした)、アイヌ民族だから、という理由ではやし立てられバカにされ、石までぶつけられたそうである・・・。
こういうイジメは、やったほうは大人になれば忘れてしまうのだが(無責任ではあるが・・・)やられたほうは一生忘れられない心の傷となっていることが多いようである・・・。
それを乗り越えて歩み寄りましょうといっても、最初からは無理であり、何とかその負の感情を軽くしてからでないとまともな話し合いはできないだろう。
正直、聞く方も聞きづらい話であるが、しばらくは黙って、アイヌの人々の負の感情の吐き出し場所を作らねばならないだろう・・・。
ただひとつ気になることが、この意見交換の場で、出てきている!!
アイヌ民族に対する補償を持ち出してきている人々がいることである・・・。
確かにアイヌ民族の権利回復が重要なテーマとはいえ、いきなり補償しろ、カネよこせでは、和人の方も歩み寄りの機会を失ってしまう危険性があるからだ・・・。
アイヌの方には納得できぬ人もいるかもしれないが、一人いくらという個人補償はやめたほうがいいと思う。
カネが惜しいというより、金で済まされてしまうことになりかねないからだ!。
過去の差別や迫害をカネで清算すれば、和人の側にしてみれば、カネを払ったのだからもういいだろうということになる。
一方アイヌの側からしてみれば、どんなにカネをもらっても、和人の行為は許しがたいという意識は残るだろう・・・。
そうなればいくらカネを払っても許してもらえない和人の側としては、どうやってもゆるしてもらえないなら、もはやアイヌと語る必要なしという強硬な人もでてきかねない。
そうして再び和人とアイヌの対立の歴史が始まってしまう。
これだけは絶対に避けなければならない最悪のシナリオである。
さらにアイヌの人たちに、アイヌの子孫であるというだけでカネを渡すこととなれば、和人で生活保護で暮らしている人々からみると「なんであいつらだけアイヌの血を引くからといってカネをもらえるんだ!!」という反感が先に立ち、無用の争いが起こる可能性もある。
だからこそ、個人補償という形ではなく、アイヌの人たちが、高等教育を受けるための援助基金や奨学金といったカタチでアイヌの人たちの社会的地位を向上させるための基金として使うのがよいと思う。
アイヌ民族の中から、優秀な医師や弁護士、果てはノーベル賞を受賞するような優れた科学者。あるいはオリンピックで金メダルを取るような優れたアスリートが出れば、おのずとアイヌの人々の地位も向上し和人の側のアイヌに対する差別も解消の方向に向かうのではないだろうか!!
ただし、資金的には援助するがこれらの実績をアイヌ民族が揚げるためにはアイヌの側にも血のにじむような努力をしてもらう必要がある・・・。
死ぬ思いで勉強し、血を吐く思いで練習し、司法試験や医師の国家試験、スポーツ大会で優秀な成績を収めなければならない。
しかしそうすることで、和人の側から育成金は出してもらったが、ここまでやれたのは自分の努力の結果だ!!と胸を張れるだろう。
アイヌは優れた民族であることを世界に広め、和人とともに暮らし、差別や迫害されるいわれなどないと、堂々と主張できるようになれば、アイヌにとっても、和人にとっても幸せなことだと思う・・・。
現状において過去の恨みつらみをぶつけ、個人補償を迫ってみても和人・アイヌ双方にとって幸せな未来はやってこない・・・。
賢明なるアイヌの末裔の人々よ!今一度よく考えて欲しい!アイヌの権利回復とは個人補償のことなのか?カネの問題なのだろうか?
過去に差別と迫害があったことは認めよう・・・しかしそれを振りかざせば対立と戦いの歴史を繰り返すことになる・・・。補償とはなんであるかよく考えて欲しい・・・カネをもらってしまえば、過去の差別と迫害はカネで埋め合わされてしまう・・・。
カネで埋め合わされた以上、過去のことはもう解決済みとされてしまうのですよ(そうでなければ補償としてカネを払う意味などないのですから!!)
和人とアイヌの間で初めて、ともに明るい未来を開くためにもたれた話し合いの場です・・・。
過去の恨みつらみを語るなとはいいません!!それではあまりに非人間的すぎる!!
しかし、過去にこだわり、カネにこだわり、両者のあいだで持たれた明るい未来のための話し合いの場を壊すことだけはやませんか。
お互いの子孫に対立なき未来を残すため、あらん限りの知恵を出しあいましょう。
ムシがいいのは百も承知だ!過去の恨みは聞こう。だから恨みを引きずらないで欲しい・・・。
少なくてもこの問題について関心を持つ和人がここにひとりいる・・・
アクセス少なくてもこの問題についてはこれからもブログに書いていこうと思う・・・。
北海道に住む以上この問題を見過ごしにするわけにはいかにいと思うからだ!!
どこかの失言癖のある政治家さんよ!日本にはいくつかの民族が住んでいる・・・。
アイヌ・琉球といった比較的数の多い民族。
さらに、かつて北海道に住み、歴史の中で消えていったギリヤークといった少数民族(筆者は民族名だけしか知らない・・・現在の北海道でギリヤークの末裔という人々を筆者は知らないし、おそらく確認できないのではないだろうか)。
日本は単一民族ではないし、現在の日本民族は遺伝子的にはモンゴロイド(現モンゴル人)と南方民族(ベトナムなどに住む薄い褐色の肌を持つ人々)の混血であることがわかってきている。
遺伝学的には純血の日本人という存在はおかしな表現なのだ・・・。(そもそも混血の民族なのだから)
そのような遺伝的背景を持つ日本人がなぜこうも、単一を好み、他の民族を圧するようになったのか??大いなる歴史の皮肉を感じる。
日本人に他の民族を受け入れる寛容さがないとは思わない・・・。この国は世界一宗教に寛容であるからだ・・・。
ともに暮らす民族との和解と平和共存の道のりは長く険しい。
しかし歴史上たびたびおこったような戦いと殺し合い(シャクシャインの戦・コシャマインの戦・・・いずれもアイヌを率いた部族長の名前が戦いの名前となっている)はもうたくさんだ。
日本を、イラクやアフガン、コソボやグルジアのような民族テロの応酬が絶え間ない血なまぐさい国にするなど真っ平ごめんだ!!
アイヌの人々よ・・・そしてウチナンチュよ!我々は別の道を、平和の道を歩こうではないか!!
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